8月半ばにお盆休みを頂いて、実家に帰省していたのですが、
のんびーり過ごしてきたので、東京へ戻ってきてからは
まるで急流に乗るような日々でした。
やっとほっとした今日、実家での日々が思いかえすと夢のよう。
甥っ子たちはもう高校生になり、友達たちはお母さんが板についていて。
実家での時間の進みは、ずいぶんゆっくりなような、
でも着実に刻まれているような…
景色を見ながら一段ずつ、階段を登るような時間の進み方だったなぁ。
時間って場所や気分でずいぶん進み方がかわりますね。
もうすぐ8月が終わり。
ひと月あっという間です。
海の写真は、実家近くで撮影したもの。
海に入るのは苦手だけど、じわーっと海の音を聴いて、
風に乗った海のにおいをかいで…
ちょっと磯っぽい感じが苦手なひともいるかもしれないけど、
なつかしくてほっとして、わたしはなかなか好きなのです。
この日は波が高くて、しぶきであたりが霞んでました!
(写真左の白はしぶきです!)
手創り市&scene、本日も無事終了いたしました。
最後に雨が降り出したけど、1日中涼しくてうれしかったな。
オリジナルロールオンアロマづくりも、フェンネルの可能性に気づかされ、
大変勉強になり、楽しかったです。
こういう、自分の想像を超えたブレンドが出来ることが、
わたしにとってのワークショップの大きな楽しみのひとつです。
お越し下さったみなさま、本日もありがとうございました!
養源寺では、早くも黄色い葉っぱが、はらりはらりと舞っていました。
ついつい拾って香りを確認してしまう夫婦。笑
昨日はアロマブレンドデザイナークラス3回目でした。
前回は15種類、今回は20種類、香りとイメージにひたすら向き合う時間。
クラスが終わったあとも、時間の経過でどんな風に香りが変化するのか貼り付けて、
30分後、1時間後、6時間後…と、時々チェック。
2日後の シスタス(ラブダナム・ロックローズ)が
すごくいい香りですよ〜と先生がいってたので、楽しみ。
翌日の今日は、イランイランがたまりません!
濃厚な南国風の香りから、やわらかくて
みずみずしい可憐な花の香りに変化しています。
これは、濃度調整においても、いろんな表情を持っているということなのか。
時間経過で香りのチェックとか、普段できないもんなぁ。
アロマブレンドデザイナークラス、ほんとうに勉強になるクラスです。
アロマブレンドデザイナークラス、初日がおわりました。
今日は精油だけに限らず、合成香料も含め、香料という大きなくくりで
いろんな香りを紹介してもらいました。
名香と呼ばれる香水や、キフィ、ハンガリアンウォーターのレシピを再現したもの、
固形の樹脂などをかいだり、テキストには書いていない歴史や使われ方を聞けて、
とても楽しかったです!
先生も素敵でチャーミング(そしてマニアック!)、おもしろくて
あっという間の2時間でした。
アロマブレンドデザイナークラス前半は、香りひとつひとつと向き合って、
イメージを作る時間がとても大切なのだそう。
ちなみに今日の香りのイメージワークはラベンダーでした。
わたしのイメージはこちら…
短い草の揺れる草原。
そばの水辺を歩いていると、湿度を含んだ水の匂いを
柔らかな風が運んでくる。
あたたかく乾いた日差しが、大切な人を想うように
気持ちをあたためてゆるめてくれる。
(追記:別の日のラベンダー精油のイメージは、霧の中やくもりのイメージでした。
上記と共通項はあるけれど、日によって全然印象がかわるのがおもしろいです!)
生徒さんみなさんのイメージワークを聞くのも、ほんとに楽しくて…!
次回も楽しみです。
明日は新しくできた祝日、山の日。
それで思い出したのですが、
7月の終わりに軽井沢・信州に行ってきました。
久々に自然の中に放り込まれて、
山々の堂々とした美しさや、緑の甘さをふくんだ空気のにおい、
ボウボウと耳元を通り過ぎる高原の涼しい風に、
目や耳や鼻が、見よう、聞こう、かごうと、
喜んで、積極的に取り入れようとしている感じがありました。
東京の人混みなどで、シャットダウンしてしまいがちな感覚が
自然に触れることで、自然と活性化するんだなぁと
自分の体のことだけど、他人のことのように妙に感心したのでした。
明日の山の日は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」
ことをねらいとしている祝日、とのことです。
アキュパスリフレでも、明日から18日までお盆休みを頂いております。
山へ行く予定は残念ながらありませんが、こうして山の日を通して
自然に触れた時の感覚を思い出せたのは、よかったなぁと。
「お休みが増えるなら、空の日とか森の日とか作ってほしいですよね~!」
との、お客様の可愛らしい意見も思い出して、ほっこりした一日でした。
大好きな神楽坂のカモメブックスで、
今日は、はじめてコーヒーフロートを頼んでみたのです。
アイスコーヒーが美味しくて、バニラアイスが美味しくて、
シンプルで大人な、ある意味贅沢な、コーヒーフロートでした。
いいものをシンプルに、バランスよく組み合わせることが、
いちばんいいって思うのだけれど、
(食に限らず)そうでない場合がとても多いような気もします。
コストだとか、写真映えだとか、
そういうのが必要なことは、ものすごくわかる…
いろいろ足したい気持ちも、ものすごくわかる…
けれど不思議なことに、シンプルで素朴な見た目のものでも
いいものは、そのものからのアピール力がすごくあると思う。
「わたし、いいですよー」って言ってくる気がします。
それはやっぱり、全てにおいて
シンプルな中にも美しくまっとうな「バランス」が
隠されているからなんじゃないか…
そして、自信という引き算で、そのバランスが際立つのではないか…
などと自分なりに考えてみたりしているけれど、
実践するのはものすごく難しい。
ほんとにむずかしい。
デザインしているときなどは「もう無理!できないー!」って
言いたくなるときが(言ってるときも)あります。笑
いいものが「判断できる」、といいものを「つくれる」は、
ものすごく違うのだろうけれど、まずは、「判断できる」目を持ちたいなぁ、
と、思ったのでした。
いま、夏の夕暮れの香りをつくっているのですが、
完成したスプレーを何気なく光にかざしたら、
夕暮れの空みたいな色味でびっくり!
ちょっぴり入れたカモミールジャーマンのインクブルーが
薄紫のグラデーションになって、とってもきれいです。
たぶん照明やなんかの具合だと思うけれど、なんだかうれしくて。
時間が経ったら青みが薄れて、この色味は夕日みたいに一瞬だったけれど
このブレンドでいいんだと言われたような気がします。
香りは、夏の終わりに感じる、やわらかいさみしさみたいなあの気持ち。
そんなイメージでつくりました。
8月半ば~後半くらいに発売予定です。
詳細は後日お知らせさせていただきます。お楽しみに!
7月の2周年記念41%OFFでは、今年もたくさんのご来店に
お祝いの言葉、ほんとうにありがとうございました。
締め切りに追われていた事務仕事も、今日でひと段落しまして、
お出かけの途中に見つけたコーヒーショップで、
やっとほっと一息つきました。
気が付けばあっというまに8月がやってきました。
この時期の花、サルスベリも青空に気持ちよく揺れていて、
思わずパチリ。
そういえば、なんで「サルスベリ」という名前なんだろう?
百日紅、という漢字を書くはずだけど…と思い、調べてみました。
ウィキペディアでは、
「幹の成長に伴って古い樹皮が剥がれ落ち、
新しいすべすべした感触の樹皮が現れて、
猿が登ろうとしても、滑ってしまうということで、
「猿滑」と表記することもある」そうです。
そして、(実際には猿は滑ることなく簡単に上ってしまう)とのこと。笑
図らずも、なんだかクスッとする小ネタが手に入りました♪