2015 September
本とアロマ
2015.09.30
本とアロマフォト

トピックスでもお知らせしているのですが、この度、
手創り市&SCENEのイベント「本とピクニック」へ、本にまつわるあれこれのひとつとして、
初参加させていただくことになりました!

アキュパスリフレは、「本とわたしをつなぐ香り」をテーマに、しおりやブックカバーに吹き付けたり、
本を読む空間に香らせてお楽しみいただける、ブックミストを作製・販売いたします。

お持ちいただいた本のタイトルや装丁、
持参者さまの本に対する印象や、その本を選んだきっかけなどをお伺いして、
そのイメージに合わせた香りをピックアップしてご提案させて頂きます。
そして更に、ご提案させて頂いた中からお客様自身の嗅覚で、お好きな香りをセレクトしてもらい、
そのアロマをブレンドしていくので、どんな香りが出来上がるかは「本」と「お客様」次第。
その無限の可能性の中から、香りを見つけ出すお手伝いができると考えるだけで、わくわくしてきます!

香りのないものを、香りで表現するのは、一見難しそうに感じるかもしれませんが、
やってみると意外と簡単なので、ぜひ体験して頂いて、
自分だけの、「本のお供ブレンド」を見つけてみてほしいなと思います。
本の世界に深く入り込んだり、本の世界をいつでも思い出せるような、
そんなミストを作れるよう、精一杯お手伝いしたいと思っています。

今回の「本とピクニック」では、ピクニックにかかせないフードや、
本にまつわるあれこれ、芝生の上に広がる本の広場、LIVEなど、
ご紹介した以外にも、全体で約100ブースほどの出店があるのだそう!
とても楽しそうなので、ぜひぜひお越し下さい。

手創り市&SCENE「本とピクニック」
http://www.andscene.jp/index.html

三重へ
2015.09.25
三重へ

連休中、旦那さんの実家へ帰省してきました。
行きたかった京都へも遊びに行けて、のんびり&リフレッシュさせてもらいました。
いつもゆったりと過ごさせてもらえて、本当に心から感謝です。

世の中的には「旦那の実家に帰る」というイベントは、気が張るイメージがあるのですが
わたしは楽をさせてもらっているからか、結構好きなイベントで、いつもウキウキして帰ります。
土地的にも、三重を拠点に京都へも大阪へも、そして神戸や金沢へも行けて便利で好きなので、
もし別のところへ住むことになったら、三重もいいなぁと思うのでした。

今回も旦那さんの実家を拠点に、京都へ(少し大阪へも)遊びに行きました。
京都ではレンタサイクルを借りて、いろいろ回りましたよ!

・わらびもち「茶洛」(飲み物みたいに柔らかく溶けるんです!)
・お蕎麦屋さん「おがわ」(一日限定45食のお蕎麦。かもせいろ、最高でした)
・みたらし団子「加茂みたらし茶屋」(混んでましたが、外で食べるおもちが美味しかった)
・河合神社(美の神様がいるそうで、若い女の子たちでにぎわっていました)
・コーヒー屋さん「WEEKENDERS」
(店内がおしゃれで、ラテも美味しかったです。以前はカフェだったのですが、
今はスタンドスタイルになっていました。足がぷるぷるだったので次は元気な時に行こう…(笑))
・雑貨屋さん「ちせ」(可愛いものにあふれたお店。店主さんも可愛かった。ブローチを買いました)
・銀閣寺(連休中だったからか混み込みでした。でも渋い佇まいにススキがぴったりで、
秋が似合う雰囲気でした。紅葉も少しだけ…✨)
・コーヒー屋さん「エレファントファクトリー」
(ここの空間、不思議で好きです。京都だけど、少し東京っぽい気配がするので、ほっとします。
店主さんも優しい雰囲気。意外と気さくでうれしかったです。)
・大阪 お好み焼き「きじ」
(まさかの1時間半くらい待ち。それでも食べて良かったと思える美味しさはすごい!)

京都では(というか、この旅行中は)ほとんど食べてばかりで、
たぶん一回りか二回りは大きくなってしまったんじゃないかな、と…
…でも、現地でしか味わえない味があるなぁと思うので、良しとしようとおもいます。

次回の帰省は、気になる「伊勢うどん」を食べて、できれば神戸で「明石のタコ」も食べてみたいと、
帰ってきたばかりだけど、早くも計画中です。(笑)

くるくる変わる、マートルの香り
2015.09.20
くるくる変わる、マートルの香りフォト

不思議な香りの精油「マートル」。その香りはまるで万華鏡のようです。
この捉えどころのない香りに、先週あたりからどハマりしています。

ローズヒップ、ミント、緑茶、クラリセージ、ホワイトグレープフルーツの果実、
スイカの皮に近づいたとこ、ハナマスの花、パルマローザ、青くない畳、
薄めのパイナップルジュース…香りをかぐごとに、くるくる印象の変わる、おもしろい香り!

精油の主要な成分がバランスよく入っているので、単体でもブレンドされているみたいな感じ…
柔らかな清涼感もまた◎秋特有の気候と気分のゆらぎにぴったりの香りです。

マートルは、日本ではどちらかというとマイナーな植物ですが、
海外ではビーナスの神木ともいわれるそうで、とってもメジャーな植物なのだそう。
調べてみると、興味深い逸話がいろいろと見つかりました。

その一つに、旧約聖書の中でアダムが楽園からに追放された時、食物の王“小麦”と
果物の王“ナツメヤシ”と一緒に、香の王“マートル”の枝を持っていた、という伝説があるそうです。
小麦は何となく理解できるし、ナツメヤシも漢方では栄養価が高いとされるので、納得。
でも、マートルが香りの王だったとは知りませんでした!そして意外…

また、あの有名な宗教画「ヴィーナス誕生」にもマートルが描かれています。
ヴィーナスが海から誕生したとき、あまりの美しさに目を奪われた神々から逃れるために、
マートルの木陰に逃げ込んだといわれており、
そこからマートルはヴィーナスの神木とされ、女性の純潔を象徴する木として、
イギリスでは花嫁のブーケによく使われるようになったそうです。
(キャサリン妃のウェディングブーケにも使用されたそうです!)

一方、少しこわい話ですが、ギリシャ神話では、叶わない恋をしてしまい、その想いを抑えるために、
マートルの葉に髪を止めていたピンを何度も刺し、葉っぱを穴だらけにした…という神話もあります。
花言葉の「神聖な愛」「高貴な美しさ」「平和」「安息」とはかけ離れてますね…💦

エデンの園とその香りの象徴とされるマートル。
高ぶった心を落ち着かせ、深呼吸を誘い、穏やかな気持ちを蘇らせる。
また、謙虚さを思い出したり、初心に立ち戻らせる香りとのこと。
様々な逸話があり、いろんな香りが複雑に混ざる香りは、人の感情を表しているような。
そして、古くから様々な文明で利用されたきた香りだと思うと、ますます興味深い香りです。

ちなみに、マートルの和名は「銀梅花」といい、別名、祝いの木ともいわれます。
日本では、マートルの葉は常緑であること、生命力が強いことなどから
「不死」や「復活」の象徴とされ、そこから「勝利や成功」「繁栄」の象徴と転じ、
「祝いの木」とも呼ばれるようになったのだそうですよ。

気になる方は、ご来店の際にでも、一度香りをかいでみてくださいね!
不思議な雰囲気のある香りですよ。

くまさん衣替え
2015.09.10
くまさん衣替え

シロクマ貯金箱のくまちゃん、秋仕様に衣替えしました。
去年と同じベレー帽とマフラーですが、今年はワードローブにメガネが仲間入り。

このメガネ、夜、ふと思い立って、自宅で手作りしました!
くまさんはお店にいたので、サイズ感を思い出しての作製。
なんとなくで作ったけれど、翌日くまさんにかけてみたらぴったり✨
我ながら「わぉ✨」と言ってしまいました!

「相談にのってくれそう」
「教授!先生!って感じ」

との感想をいただき、カンカン帽の時より、
一気に老け込んだ感じはしますが、なかなか人気でした!
もう少し寒くなったらケープ(もちろん去年の)を出してあげようと思います。
あ!その前にハロウィンですね!

くまさんはいつものカウンターにおりますので、良かったら見てみてくださいね。

おいしい組み合わせ!
2015.09.06
おいしい組み合わせ!

広尾のsoftryへ行ってきました。
旦那さんが雑誌で見かけ、行ってみたいとのことで、わたしも便乗してきました。

このソフトクリームの上に載ってるのは、蜂の巣まるごとのハチミツなのです!
巣まるごとハチミツ、初めて食べたのですが、香りが独特でクセになるおいしさでした!

そしてなにより、ミルクソフトがおいしいのです。
ミルクの味が濃い~のだけど、甘すぎないところが◎
ハチミツとの相性も良かったのですが、ハチミツがたっぷりなので、
余ってしまい、あとでコーヒーと合わせて食べました。二度おいしくて幸せ…。

確か一匹の蜂が一生のうちに集められるハチミツの量は、ちいさめのスプーン一杯分。
と聞いたことがあったので、あとで調べてみたら、
そのスプーン一杯分のハチミツを集めるのに飛ぶ距離は、約1万㎞!
東京~サンフランシスコ間、太平洋を横断するほどの距離なのだそう…!
自然の恵みは、有り難いものですね。

ハチミツとソフトクリームというありそうでなかった組み合わせも良かったけど、
それぞれが美味しいという前提があってこそだと思います。
牛と蜂と生産者さんに感謝しつつ、もう一回食べたい😋

秋の花束
2015.09.03
秋の花束

9月の気候はまだ夏の気配が残っていますが、お花屋さんの植物たちは、もうすっかり秋模様。
秋の植物は、実ものや深い色のもの、ビビッドな色合いのものが多くて大好きです。

お店を始めてから、よくお花を買うようになり、感じたことがあります。
それは、お花の好みも変わるのだな、ということ。
味覚や服の趣味と同じように、お花の好みも昔とずいぶん変わりました。

昔は、ガーベラやポピーなどの可愛らしいお花が好きだったのですが、
今の好みはリューカデンドロンやワレモコウなど、渋めだったり、ちょっと変わったものに心惹かれます。

特にこの花束に入っているワレモコウが可愛くて!
それをSNSで書いたら、花言葉が「変化」なのだと教えてもらえました。

なるほど…たしかにお店を始めてからどんどん考え方が変化している私。
まだまだこれからも、好きなモノや考え方、いろんなことが少しずつ変化していくのでしょうが、
それも楽しみながら受け入れていけたらいいなぁ、と思ったのでした。

ちなみに花言葉は
ガーベラ「希望・常に前進」
ポピー「いたわり・思いやり・陽気で優しい・恋の予感」
リューカデンドロン「閉じた心を開く・沈黙の恋」
ワレモコウ「変化・感謝・移ろいゆく日々」

…ポピーとリューカデンドロンの間の時期に、なにがあったのでしょうか… (笑)
花言葉も調べてみると面白いですね!
アロマに使用する植物も、調べてみたくなりました。