営業再開日、無事に一日が終わりました
2016.06.16
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無事、再スタート日がおわりました!
お客様と、「いつもの暮らしが本当にしあわせでありがたい」、
という話をしながら…
私の「いつもの暮らし」の中に、この時間が入っていることを改めて。

入院中は、ほとんどパソコンも携帯も見ず、ひとりの時は
寝るか、ぼーっとしてるか、本を読んでいるか。
その合間合間に、死ぬわけでもないのに、たくさんの人のことが浮かんで、
元気になったら会いに行こう、だとか、
ありがとうって言おうだとか、そんなことばかりが浮かんでいました。

ゆっくり休んだり、自分の時間がたくさんあることは、
それはそれでやっぱりいいものだったのですが、
休業中は、どこからか隙間風が吹いているような、
なにか忘れ物をしているような、そんな気持ちにもなったのでした。

回復して、思うのは、
食べたいものが自由に食べられる楽しさや、
どこにも意識を囚われることなく、気持ちよく体が動くことの喜び。
そして、トリートメントをさせて頂いて、お客様に笑顔でお帰り頂けること。

「いつもの暮らしがしあわせでありがたい。」
このことを忘れているわけではないけれど、不自由になったことで、
体に沁みて実感したのでした。

今回は薬剤性の不調だったとはいえ、体調管理に見直すべき点が
たくさんあったことは事実です。
これからは、日々の暮らしを見直しながら、いまよりも元気に
いつでも精一杯のトリートメントが出来ますよう、
気をつけていきたいと思います。

休業中のお心遣いのご連絡や、再開後お祝いのお言葉など、
とても励まされ、とてもうれしく読ませて頂きました。

みなさまいつも、ほんとうにありがとうございます。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

電球と感覚
2016.06.11
電球と感覚フォト

お店の電球を総取り換えしました。
空間がワントーン明るくなって気持ちいいです。

実は、アキュパスリフレの電球は、白熱電球なんです。
お店を作るとき、電球もいろいろ見た結果、LEDの方が便利ではあるけれど、
ほっとするような、あたたかくて柔らかいあかりは、白熱電球でしか出せない、
とわかって白熱電球に決めたのでした。
配線も、時代柄LEDで施工されていたのですが、わがままを言って
調光式白熱球用に施工し直し。
「いいと思うなら、こだわった方がいいよ。それは迷惑と思わないから」と、
配線担当の方がいってくれたこと、今でも時々思い出します。

わたしなりにこだわった、白熱電球の照明。
でも、白熱電球は政策により、減産方向へ向かっているのだそう。
代わりに…なのかはわかりませんが、LEDの白熱電球風のカラーも出ていますが、
どこか、目に煌々として、芯のあるような強い感じがするように感じました。

目だけでなく、肌もきっと同じじゃないかな。
白熱電球がなくなってしまう前に、LEDライトの技術があがって、
白熱電球そっくりのLEDライトが出るといいなぁ、と
こころから期待しているのでした。

個人的方程式
2016.06.10
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光と影が季節を教えてくれることがある。
まだ涼しい風が吹く中、夏が近いことを知らせるように、
太陽が花の後ろに、くっきりとした陰影のコントラストを描いていました。

この花は、名前を知らない花だけど、光を浴びながら風にゆれて、
なんだか ふふふ と、笑ってるようにも見えたのでした。

きのうのこと。
下北から原宿まで13kmくらいの距離を、おやつ休憩をいれながら
主人と一緒に散歩をしました。
休業の原因でもある肝機能の炎症が、まだ少しあるかもしれないので、
運動や筋トレはまだしないほうが良い。
ということで、弱らないように最近とにかく歩いているのです。

街から街へと歩いていると、雰囲気が変わって次の街に入ったのだと気づいたり、
漂う香りが違ったり…わくわく興味深く、おもしろかったです。

わたしは、歩くということがそんなに好きではないけれど、
わたしの好きだなぁと思う人や、尊敬する人、
そして、いい顔をしているなぁと思う人は
だいたい、歩くことが好きだ、もしくは苦じゃない人、だということが
最近、確信を持って判明してきました。

「もしかして、歩くことが人間的な魅力を高めるのかもしれない。」

きのうの散歩で、主人と、気付いたことやいま考えていることなど、
いろんなことを話して、とても楽しかったのですが、
たぶん一人なら一人なりに、ずっと考えながら、自問自答しながら、
歩くのだろうと思いました。
きっとそういう時間の積み重ねが、その人の雰囲気を
つくっているんじゃないかなぁ。

もし、歩くのが好きな人にそう言ったら「そんなこと、一度も考えたことなかった。」って
明るく笑われてしまいそうだけれど。(笑)

【歩くのが好き=魅力的な人】

この理由はまだわかりませんが、間違いない気がする、
と勝手に思っています。(笑)

今日は筋肉痛が少しあるけれど、歩いた距離のわりにはずいぶん元気です。
この距離の分、すこしは魅力的になっているのだろうか…?

うーん、魅力はUPしてないかもですが(笑)、
復帰はもうそろそろです!

運命の(?)コーヒー豆
2016.06.08
運命の(?)コーヒー豆フォト

先日の散歩で、地図も見ずに歩いた先に見つけ、
ふらりと立ち寄ったコーヒー屋さん、KUNIMA COFFEE。
テイクアウトしたエチオピアのコーヒーが、
今まで飲んだことない種類の美味しさで、びっくり!
思わず戻ってコーヒー豆を買いました。

普段からエチオピアのコーヒーが好きで、シングルオリジンから
選べる場合は、だいたいエチオピアを頼んでしまいます。
エチオピアのコーヒー豆の好きなところは、紅茶のようにすっきり軽くて
果物のようにみずみずしい酸味と甘みがあるところ。
でも、こちらのエチオピアは、どっしりとしていてコーヒーらしい中に
軽く華やかな香りがあったのです。

わからないなりに、豆の産地を聞いてみましたが、
どちらかというと焙煎の要素が大きい、とのことでした。

焙煎…。
焙煎って、どんな風にもできるから、ほんとうに奥が深いなと思います。
良くも悪くも、焙煎師の思いやねらい、経験、センスなど、
全てが出るんだと思います。

そう考えると、焙煎、こわい。(笑)
いや、焙煎だけじゃなく、料理やアロマのブレンドだってそうだった。
だからこそ、真剣に取り組むし、おもしろいんですよね。
(評価はやっぱり少しどきどきですが…)

話に戻ります…
実は、その、戻ってまで買ったコーヒー豆には、さらなるびっくりがあり…
なんと偶然にも、焙煎日がわたしの誕生日だったのです!

わたしが病室でひっそりと誕生日を過ごしていたその時、
この豆は、まだ知らないこの場所で、静かに焙煎されていたんだな。
勝手ながら、運命を感じてしまいます。

KUNIMA COFFEEさんは、コーヒーも美味しかったのですが、
置いてある本のセレクトや店内の雰囲気もとても好きで…
近所にあったなら通い詰めること間違いなしのお店だなと思います。

本にせよ焙煎にせよ、考えの伝わるものはいいな。

個展「holly journey」へ。
2016.06.05
個展「holly journey」へ。フォト

昨日のご縁から、森岡書店銀座店で開催中の
伊藤弘二さんの「holly journey」へ行ってきました。
色合いといいかたちといい、不思議で素敵な
雰囲気のある作品にも惚れ惚れでしたが、
伊藤さんとのお話が楽しくて…ついつい長居。
そのおかげで奥様と妹さん、そして森岡書店の森岡さんとも
お会いすることができました✨!

会場である森岡書店さんは、一冊の本しか売らない本屋さん。
一冊の本と、それにまつわるモノが一緒に店内に並んでいます。
それは、本屋というか、本の中というか…
作品や作家さんとの距離が、ぐっと近づく空間なのでした。

そんな空間の中で、伊藤さんの絵の中に込められた
秘密のストーリーを聞いていると、ますますその絵の前から
離れられなくなるのでした。
とにかく、楽しかったなぁ。ご縁に感謝です。

活力というのか元気というのか、自由な気持ちをもらった、
ありがたい時間。今日もうれしい1日でした。

個展「エメラルドピクニック」へ
2016.06.04
個展「エメラルドピクニック」へフォト

今日は金柑画廊で開催されている
中澤季絵さんの個展「エメラルドピクニック」へ。

季絵さんご本人にはお会いできなかったけれど、
なんとか体調が回復して、ぎりぎり間に合ってよかったな。

今回の展示もとても素敵で、見ていると、
優しく風が吹いたり、キラリと光が射し込んだり…
その柔らかさとシャープさに揺さぶられ、
こころが解き放たれたような気持ちになりました…✨

そして、店主さんとお話していたら、
点と点が線につながって、うれしいびっくりも!
好きは好きに繋がっているんだなぁ…💭

・・・

入り口では看板犬のきくちゃんがお出迎え。
とってもいい子でした。
久々に触れた動物は、ぬるくてふにっとしてて、
なぜか少し 胸がきゅっとなりました。
きくちゃんの後ろ姿から哀愁でてるからかな。